共助会

2009年入職 施設長 T・H 国立看護学校卒

「職業人になりなさい」という親の教えに強く影響を受け、看護師になりました。
大学病院、精神科病院や介護施設内で勤務し、看護師長も経験しました。
面接時、初めて作田理事長と顔を合わせた時には精神科で看護師をしていた私は「TVや著作で有名なあの作田先生!」と驚き緊張しましたが、理事長は偉ぶることなく、私の人間性を受け入れ、優しく支えて下さいました。私が施設長をしている福寿園横浜をはじめ共助会全体にその温かい人間関係の雰囲気を感じることができます。
 私が施設長として心がけているのは、職員が人間関係で疲れないように、いつでも話を聴くこと。福祉の仕事内容は時に大変です。それは研修で知識を身に付け、工夫によって乗り越えられますが、職員の人間関係については悩んでいるうちに話をしてほしいと職員に伝えています。
職員が人間関係で疲れず笑顔でいることで、ご利用者様・ご家族の笑顔につながります。
 笑顔の中でも看取りの際にご利用者様から安堵の笑顔を見受けることがあります。それはご利用者様のご家族・職員はじめ周囲の一人一人が寄り添った証で、私は日常的なニコニコ笑顔とその安堵の笑顔の尊さを大切にしています。ご家族から「ここで最後を看てもらってよかった」と安堵の笑顔をいただくことはお金には代えられない光栄なことです。
 新人職員には焦らず、じっくり学んでいってほしいと思います。なじむまで大変でも仕事が楽しくなる時が来ます。技術は後からついてきます。まずは優しい言葉と協調性をもって、ご利用者様が一緒にいてホッとできる職員になってほしいと思います。