共助会

スタッフの声

2016年入職 支援相談員 Y・Kさん 法政大学 現代福祉学部卒

 私は祖父母と多く過ごしたことから大学で社会福祉を専攻しました。在学中に共助会施設に実習やボランティアを通して関わってきました。学生時代地域活動を通して地域のニーズに応え、高齢者を支える仕組み・つながりを体験しました。
卒業後、経験値がない中で最前線に飛び込むことが不安でしたが、先輩たちが常に支えてくれました。大変な時期もありましたが、あの時の先輩の助けがなければ今の私はありません。
 ご利用者様の人生の一部を施設で共にいて「ここに入れてよかった」と伝えていただくと、この仕事をしていて良かったと感じます。親しくなったご利用者様との別れもさみしさもやりがいです。
常に「寄り添う気持ち」「明るい笑顔」を心がけています。
施設のイベントでは職員が率先して盛り上げていきます。普段の職員とは違う姿をみせることで、ご利用者様も普段とは違う一面・笑顔がでてきます。その姿はご家族にも「家族だけどこの一面は知らなかった」と笑顔が広がります。
 他職種やご家族・関係機関との連携は重要で、専門用語等分からないことが今もよくあります。常に学び・経験することで、コミュニケーションがとれるようになると、つながりが広がり、成長を感じる瞬間になります。
共助会には法人内でたくさん経験・勉強できる環境があると思います。これからも日々地域のお役に立てるよう学びたいと思います。

2011年入社 看護師 K・Kさん 八王子市立看護専門学校卒

 父の体が弱く入退院を繰り返していたことで病院が身近な存在でした。私も看護師になって病で苦しむ人の力になれたらと思い、専門学校で学び、病院で15年間働きました。治療の場である病院での仕事もやりがいがありましたが、日常生活を支える施設での仕事に興味があり、共助会に入職しました。
施設ではご利用者様に、まるで家族のように身近で親しみのある距離感をいただいています。
自分とは親子ほど年齢差のあるご利用者様とのコミュニケーションは難しくもあり、喜びや人間関係を学ぶ機会でもあります。
ご利用者様に「次はいつ来るの?」と一緒にいることを楽しみにしていただいたり、目を合わせた時にニコっと笑顔をいただいたりと一方的でない人と人のつながりを感じます。
手をギュッと握って「ありがとう」を伝えて下さる方もいらっしゃいます。
ご利用者様へかける言葉の重み・大切さを感じています。相手の気持ちを自分に置き換えて、人間性を尊重することを心がけています。ケアの工夫次第で寄り添うことを実行できると感じています。
 職場の雰囲気は私の話をきいてくれて、プライベートについても理解・配慮してもらえるので必要な時に休みを取れたりと、とても助かっています。子育て経験者の先輩方の存在は大きいです。
家庭内でも私の仕事によって子どもが障がいを持った方について、考えるようになってくれました。
人と人の関わりは難しいですが、人間関係は働きながらいろいろな方々と接することが成長の鍵となります。
 誰でも好き嫌いがあるかと思いますが、私はこの仕事が好きです。
興味がある人もない人も、この職場・分野の姿を見に来てほしいと思います。

2009年入職 施設長 T・H 国立看護学校卒

「職業人になりなさい」という親の教えに強く影響を受け、看護師になりました。
大学病院、精神科病院や介護施設内で勤務し、看護師長も経験しました。
面接時、初めて作田理事長と顔を合わせた時には精神科で看護師をしていた私は「TVや著作で有名なあの作田先生!」と驚き緊張しましたが、理事長は偉ぶることなく、私の人間性を受け入れ、優しく支えて下さいました。私が施設長をしている福寿園横浜をはじめ共助会全体にその温かい人間関係の雰囲気を感じることができます。
 私が施設長として心がけているのは、職員が人間関係で疲れないように、いつでも話を聴くこと。福祉の仕事内容は時に大変です。それは研修で知識を身に付け、工夫によって乗り越えられますが、職員の人間関係については悩んでいるうちに話をしてほしいと職員に伝えています。
職員が人間関係で疲れず笑顔でいることで、ご利用者様・ご家族の笑顔につながります。
 笑顔の中でも看取りの際にご利用者様から安堵の笑顔を見受けることがあります。それはご利用者様のご家族・職員はじめ周囲の一人一人が寄り添った証で、私は日常的なニコニコ笑顔とその安堵の笑顔の尊さを大切にしています。ご家族から「ここで最後を看てもらってよかった」と安堵の笑顔をいただくことはお金には代えられない光栄なことです。
 新人職員には焦らず、じっくり学んでいってほしいと思います。なじむまで大変でも仕事が楽しくなる時が来ます。技術は後からついてきます。まずは優しい言葉と協調性をもって、ご利用者様が一緒にいてホッとできる職員になってほしいと思います。

2008年入職 フロアリーダー Y・A 鶴川女子短期大学卒 (右)2014年入職 ユニットリーダー E・S 一橋高校卒

 私たちが、職場についてハッキリ言えることは「人間関係が良い」ことです。業務で疲れているときにも優しい職員ばかりなので、楽しく働けています。
 私(左)は人の世話をするのが好きで保育の仕事をしましたが、人間関係が大変で、介護の職場で勤めはじめました。またいつか保育もしたいと思いつつ、気づけば入職して10年経ち、フロアリーダーになっていました。大変な時には同期や同年代の職員が頼りになり、明るく楽しい職場です。
 私(右)は卒業後の進路は漠然と堅実な役に立つ仕事がしたいと考えていました。周りの人はアルバイト等していましたが、介護は学生不可のイメージがあり、そこにチャレンジ精神をくすぐられ、応募しました。いくつかの職種も同時に応募・面接しましたが一番早く返事が来た共助会に就職しました。力仕事で疲れ、ご利用者様との時間がうまくとれない時もありますが、今は介護福祉士取得に向けて頑張っています。
 私たちの経験から、新人スタッフの人には職場になじむのに焦らないで、慣れるまでは落ち着いて謙虚にいる姿勢が大切だと思います。一緒に良い職場つくりをしていきましょう。